京都の話いろいろ
京都の生活、グルメ
7号
いつもありがとうございます。
京扇子の井ノ口松寿堂の井ノ口です。
梅雨に入り、やっぱり雨の日が多くなりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
●いよいよ、もうすぐ7月ですねぇ~
夏が好きな私にとっては、とってもうれしいです。
7月と言えば、そう、
祇園祭ですね。
7月17日の山鉾巡行が祇園祭のクライマックスですが、
お祭り自体は7月1日から始まり、なんやかんや行事があります。
うちは鉾町ではないですが、
やっぱりいくつになっても
うきうき ♪♪
してきます。
楽しみ~!
長刀鉾にだけ、本物のお稚児さんが乗るのですが、
それはもう大変らしいですよ。
定かな情報ではないですが、
3千万円ぐらいかかると聞いたことがあります。
衣装や、いろいろな方へのお礼でかかるということです。
なかなか、普通の人ではなれまへんなあ~。
それはさておき、
毎年、宵山が一番人出が多いのですが、
今年は休みとも重なり、さらに多くなるのでしょうね。
新町通なんかは、鉾が多くあるわりに細いので身動きが
取れへんようになるのでしょうね。
大変だ―。
その界隈の商家なんかでは、屏風や家の宝物を飾って
見られるようになっています。
それを見るのも、京都の町の暮らしがわかるようで
おもしろいですよ。
別名、祇園祭のことを屏風祭といわれるゆえんです。
まあ、いっぺん見ておくれやす~。
それと登れる鉾もあるので、ちょっと暗いですが、
一回登ってみるのも
おもしろいかもしれませんねぇ。
葵祭が、優雅で貴族的な感じですが、
祇園祭は町衆みんなでやっている
動的な祭って感じです。
そやからみんなが楽しめるんとちゃいますかなぁ。
なにはともあれ、楽しみ、楽しみ、です。
●話題はころっとかわりますが、
今回のちょっとおいしいものは、
『 田丸弥さんのごまのおせん 』 です。
ほんまは、「 白川路 」って言うんですけど、
胡麻あえを軽く焼いたものです。
上品な甘さで、薄く、食べると
パリ、パリと食感がよく、
ごまの香ばしさが、口の中いっぱいに広がります。
家にあるとついつい手が出てしまいます。
誰もがそこそこおいしいと思うし、ちょっと珍しいので、
昔から結構、お使い物にも使われているようです。
私もたんまによそからもらいます。
そうすれば、いつものことですが、
すぐになくなってしまします。
「 はよ、誰かくれへんかなぁ~。 」
田丸弥さんはどこにあるかっていうと、
堀川通今宮下ル西入(本店)
(075)491-7371 と
堀川通寺の内下ル 東側バス停前
(075)414-1531 にあります。
一回食べてみてください。
これからますます蒸し暑くなってきます。
どうぞご自愛ください。