京都の話いろいろ
京都の生活、グルメ
3号
暑い日が続き、夏本番ですが、いかがお過ごしでしょうか。
●まず最初は、
夏は涼しく過ごせるように工夫がしてある
『 町屋 』について書いてみたいと思います。
(冬は密閉された現代の住宅と違ってほんと寒いです。
ブル、ブル。
いいふうに言えば、その季節を肌で感じることができます。)
私も小さい頃は、典型的な町屋ではないですが、町屋風の家に住んでいましたので懐かしいなあと思っています。
このごろの京都では、みんなが以前に比べ、より強く町屋を意識しているように思います。
あまりいいとは思いませんが、レストランやブティックなども増えてきています。
(建て替えられるよりはいいかな。)
建物に自然の素材だけを使ってあるので、落ち着くのかなと思います。
現在の京都の伝統的な町屋は江戸時代中期にその原型がととのったといわれています。
おくどさん(かまど)や はしり(流し台)へ行くのには、土間になっているので履物をはかないとダメだったり、不便なところはあります。
町屋でなかっても、今でも京都のたいていの台所には愛宕さん(愛宕神社)の『 火迺要慎 』(ひのようじん)と書かれたお札がはってあります。
町屋はなんといっても、生活の場です。
生活習慣やしきたりなどが残ってこそ価値があると思います。
いつまでも、ほっこりする場所であってほしいなあと思います。
町屋には、現代の住宅にも生かせるものがあると思います。
そこで見られるところは、
吉田家住宅(075-221-1317)
四条京町屋(075-213-0350)
京・町屋文化館/山中油店(075-841-8537)
などがあります。
ぜひ一度、見に行ってください。
なんかかたい話になってしまいましたが、
●次はとってもやわらかい話、
ちょっとおいしいものを紹介したいと思います。
それは、
『 森嘉さんのお豆腐 』です。
ここのお豆腐は、とってもやわらかく、プルン、プルンしています。
のどにつるつると入っていく感じです。
大豆くさくなく、上品なお味です。
この季節、よく冷えた、冷奴など最高です。
ああ、食べたい食べたい。
料理屋さんの湯豆腐もここのを使ったはるところも多くあります。
白豆腐 2丁分の大きさで360円です。
8時から18時まで
売り切れることもあるそうなのでご注意ください。
水曜日休み。
電話 075-872-3955
場所は
嵐山の近く、清涼寺(嵯峨釈迦堂)の少し東です。
ぜひ一度、食べてみてください。
お豆腐のイメージが変わるかもわかりません。
●その次は、扇子の紹介です。
今回のちょっといいものは
『 笹 』です。
パッと開けると緑の笹が落ち着いた色合いでなんとも涼しげです。
手描きなので、微妙に絵は違いますが、世界に1本だけということでご容赦ください。
扇骨も絵柄とマッチした茶色で思わずあおいでみたくなる扇子です。
ぜひ一度、見に来てください。
↓ ↓ ↓
https://www.kyosensucom/syohinichiran/index.html
ただ、一本一本手作りで、あまり大量にはありませんが、よろしくお願します。
いろいろ書きましたけれど、暑い日が続きます。ご自愛ください。