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京都の話いろいろ

京都の生活、グルメ

35号

いつもありがとうございます。
京扇子の井ノ口松寿堂の井ノ口です。

梅雨に入り、暑くなってきましたが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今日から祇園祭が始まりますが、
私みたいなおめでたい人間にとっては、いくつになってもお祭りはウキウキするものです。

●昔から、こちらでは「お寺」は身近な存在でした。

地蔵盆がお寺で行われるところもあったり、雲水さんが朝に「おぅ~」と言いながら家の前を歩いたはったり、
お寺の池にザリガニを取りに行ったりしていました。

ザリガニは、するめをタコ糸でくくり、池の底まで垂らして、ザリガニがはさみに来るのを待ってタコ糸を引き上げるという、とても原始的な「漁法」でした。
ちょっと脱線してしまいました。

やっぱり京都はお寺が多いです。
あっちゃこっちゃにお寺があります。

小さなころは、宗派が何とかは全然考えずに遊んでいましたが、
今は、何宗のお寺やったんやとか思うようになりました。

仏教の思想が、自分自身にとってしっくりとしたものになってきたからでしょうか。

解説者の池上彰氏も
教えとして自分にしっくりくるのは、やはり仏教ではないかと本にも書いていらっしゃいました。

自分のことだけを考えず、ほかの人の考えたら、世の中はもっと平和になることでしょう。
そんなんいうガラちゃうやん、という声が聞こえて来そうですが・・・
そやけど、お寺がもっと身近な存在になったらいいなあと思っています。

法話が聞けたり、座禅ができるお寺もあります。

妙心寺
建仁寺
南禅寺

他にもいろいろとあると思います。

●かたい話になっちゃいましたが、次はやわらかい話で。

やわらかいといえば、
お豆腐なんですが、今日はお豆腐の話ではございません。

最近あまり聞かなくなったのですが、
「出あいもん」というのがあります。

ぶり大根、若竹、生ぶしと焼き豆腐、お揚げさんと水菜、イカと小芋、棒ダラと海老芋、鯛かぶら、
旬の相性がいい食材の取り合わせたおかずです。

夏のもんといえば、
ニシン茄子、とうがらしとじゃこのたいたん、はもの皮ときゅうりなんかがあると思います。

おばんざい屋さんなんかでは、万願寺とうがらしがよくメニューにありますが、個人的には伏見とうがらしの方が好きです。
たまにめっちゃ辛いものが、20本に1本ぐらいありますが、それも愛嬌だと思っています。
とうがらしとじゃこのたいたんには、やっぱり伏見とうがらしだと思います。

はもの皮ときゅうりは、鱧が高級品になってしまったので、あまり見かけなくなってしまいました、残念、、、
シンプルで懐かしい味です。

なにわともあれ、旬のものを食べて暑い夏を乗り切りたいものです。

●次は、お決まりで、
こう暑くなってくると扇子がいりますねぇ~。

新企画の商品も増えました。
ぜひ、見てやってください。

     女持ち扇子
  ↓   ↓   ↓
https://www.kyosensu.com/syohinichiran/jyoseimuki_sensu.html

     男持ち扇子
  ↓   ↓   ↓
https://www.kyosensu.com/syohinichiran/index.html#otokomochi_sensu

話がいつものごとく、バラバラになってしまいました。

これから、暑くなっていく季節ですが、
どうぞご自愛ください。

扇子

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