京都の話いろいろ
京都の生活、グルメ
23号
いつもありがとうございます。
京扇子の井ノ口松寿堂の井ノ口です。
あっつい日が続きますが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
京都でも、先日は四条や京都駅近くの繁華街でも
豪雨で浸水したり大変でした。
話は飛びますが、
●今回のおすすめスポットは、
『 等寺院 』 です。
禅宗の臨済宗天龍寺派のお寺です。
京都の北西にあるのですが、
少し場所がわかりにくいこともあり、
あんまり人は多くないです。
そんなこともあって、けっこう落ち着きます。
(いいですねぇ~)
お庭や茶室もあります。
年末の風物詩ともなった、清水寺で行われる、
世相をもっとも表す一文字の「今年の漢字」をプロデュースした
殿村美樹さんも学生時代に等持院を訪れたことが
仕事の原点になっていると書かれていました。
(へぇ~、そうなんや)
足利尊氏の菩提寺でもあり、足利歴代将軍の木像もあります。
そんなに大きなお寺ではないのですが、
なんとなく落ち着きます。
機会があれば、一度訪れてみてください。
●次にちょっとおいしいものは、
『 木の芽煮(きのめだき)』 です。
どんなんかと言いますと、
細かく刻んだ昆布と山椒の葉・実をおしょゆーで炊いたんです。
京都の北のはし、鞍馬寺の門前の名物です。
木の芽煮のルーツは古く、牛若丸が活躍した時代(平安末期)まで
さかのぼると言われています。
かつて、鞍馬寺で修行を積んでいた牛若丸(後の源義経)は、
あけびの蔓(つる)と山椒を漬けこんだ木の芽漬けを常食にしていたと言われ、
これが今の「木の芽煮(きのめだき)」のルーツとされています。
あつあつのご飯にまぶして食べたら、
ちょっとピリッとして、
とってもおいしいです。
ほんまに、
ご飯がおいしく感じられます。
あー、日本にいて、よかった。
●話はころっと変わりますが、
こう暑いと扇子がいりますねぇ~。
帰省のお土産に
今年は扇子で、いかがでしょうか。
いろいろとあります。
↓ ↓ ↓
https://www.kyosensu.com/syohinichiran/index.html
話がいつものごとく、バラバラになってしまいましたが、
毎日、暑い日が続くと思いますが、
どうぞご自愛ください。